前回の記事で日本株の保有銘柄とざっくりとした比率についてはお伝えしていました。
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日本高配当株ポートフォリオ管理と投資基準について | 卒業ナース
高配当株投資の基準と考え方 看護師として夜勤で稼いだお金をただ寝かせておくのはもったいない気がして、YouTubeを見たり、SNSで有名な投資家情報を覗いたり、そうやって…
この記事では保有銘柄の詳細についてもお伝えしていきます。
- 実際の保有株数
- 銘柄ごとの目標利回りや優先度
- 実際の買い増し時の動き方
- Nunbers(IOS版エクセル)の管理方法
- 日々の銘柄監視方法
なお、詳細についてはnoteの有料記事で公開しているため、気になる方はそちらを参照ください。
目次
運用方針
購入基準(再掲)
- 非減配であること
過去に減配していない、もしくは減配リスクが低い銘柄を選定。特例的な減配(記念配当終了など)は許容、減配後すぐに復配し基準を超える場合も可。 - 配当利回り3.5%以上(目標利回りは個別設定)
基本は3.5%以上、実質の買い増し目安は4.5%以上。銘柄ごとに「これなら買いたい」水準を目標利回りとして設定。 - 自己資本比率60%以上
原則は60%以上を選択(60%前後もOK)。赤字・債務超過企業は除外。 - 借金(有利子負債)が少ないこと
自己資本比率と合わせてチェック。成長投資分は許容だが、長期保有前提なのでできるだけ負債の少ない企業を重視。 - 流動比率200%以上
流動資産÷流動負債×100が200%以上が目安。極端に低い会社は除外。 - EPSや売上高が右肩上がりであること
過去数年の増加傾向を重視。減収・減益が続く会社は減配リスクありと判断。 - セクター分散は今は重視していない
現時点では機械的に積み上げ優先。将来的に分散も意識予定。
口座運用
- Numbersで管理表を定期確認
- 目標利回りに達した銘柄があれば機械的に買い増し
- 複数候補があれば優先度の高いものから買う
- 目標利回り・優先度は定期的に見直し
- インデックス投資も毎月オルカンに積立
- 購入時点で非減配・財務健全な銘柄を選んでいるため、一度購入した後は基本的に売却しない
- ただし、現在特定口座で保有している銘柄については、タイミングを見てNISA口座に順次入れ替え予定
サンプル

このような形でNunbers上の管理を行っています。
- 各銘柄ごとに色分け
- 目標株価が一目でわかるように可視化
- 優待情報の詳細
- 目標利回りを変更するだけで容易に情報の更新が可能
- Nunbers機能を使って株価の自動取得
- Nunbers機能を使ってのグラフ作成
これ等の要素を組み合わせて、可能な限り手間の少ない管理方法を行っています。
そのおかげで、日々の株価を見なくても、Nunbersさえ見れば買うべき銘柄がわかるようになっています。
投資のプロではない、あくまで一看護師が数年かけてたどり着いた形ですが、この方向性にしてから毎日株価を見る必要もなく非常に管理が楽になりました。
有料noteでは、上記のサンプルデータに基づき全76銘柄を乗せています。また、ポートフォリオ管理に対しての考え方も記載しています。
自分でポートフォリオ管理表を作りたい方や、同じように“手間を最小化しつつルール投資したい方”にも再現できる内容です。
一度設定さえしてしまえば、のちの管理は非常に楽になります。以下のリンクから閲覧をお願いします。
今後投資に関してはマストの能力となってくるでしょう。
若い世代こそ時間を味方につけて投資をぜひ初めてみてください。
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